まわり続けるリサイクル

環境SDGsイベント「温暖化とめ隊!どうやったら地球を守れるの?」

2023.09

SDGsイベント会場

2023年 7月29日(土)、30日(日)にバンドー神戸青少年科学館にて開催された、環境SDGsイベント「温暖化とめ隊!どうやったら地球を守れるの?」に、「まわり続けるリサイクル」の取り組みを紹介するブースを出展しました。

青少年科学館
会場内

プチプチ®で遊んでリサイクル

神戸市の資源回収ステーションでは、川上産業株式会社と連携してプチプチ®の分別回収・水平リサイクルを行っています。
実は、プチプチ®は防災にも使え、遊びにも使え、そしてリサイクルすればまた新しいプチプチ®に生まれ変わることができるんです。
今回はプチプチ®を使ってオリジナルの防災頭巾を作ったり、いろいろなプチプチ®を使って工作をするワークショップを行いました。
不要になったプチプチ®を持ってきて、会場に設置した回収ボックスへ入れてくれた方には、ハート柄や色付きのプチプチ®、大きいサイズの珍しいプチプチ®などをプレゼントしました!

協力:川上産業株式会社

プチプチ®で遊んでリサイクル
プチプチ®で遊んでリサイクル

プチプチ®で遊んでリサイクル
プチプチ®で遊んでリサイクル

参加者は、実際にプチプチ®に触れて、親子や友達とプチプチ®を使ったクリエイティブで楽しい工作をしながら環境にやさしいリサイクルの方法を学びました!皆さん夢中でプチプチ®を自由に加工したり装飾してオリジナルの防災頭巾を制作して楽しみました!

プチプチ®で遊んでリサイクル
プチプチ®で遊んでリサイクル

今回、プチプチ®の回収ボックスを会場に設置し、ご家庭で不要になったプチプチ®を回収しました。回収したプチプチ®は、リサイクルされて生まれ変わり、また新しいプチプチ®となって様々な場面で活躍します!

参加者の声

● 親子で参加したお子様
プチプチ®に色々な可愛い装飾を付けたりして楽しかったです。友達とかにもこういうリサイクルもあるんだよと教えてあげたいと思いました。

● お子様のお母さん
プラスチックの再利用でこういう事ができるんだと斬新な視点で見れて面白かったです。子供も凄く制作に熱中できて楽しそうでした。子供には何でも捨てるのではなくて、リサイクルや再利用についても考えてほしいなと思います。

担当者の声

● 川上産業株式会社 岡野さん
今回のイベントの目的はプチプチ®に実際に触れてもらってリサイクルできることを認知頂くことですが、子供達に大人気でとても楽しんで学んで頂けたのではないかなと思います。そして資源回収ステーションに置かれている回収ボックスでプチプチ®がどんどんリサイクルされるようになれば良いなと考えています。

ペットボトルキャップをアップサイクルしてみよう!

神戸市は、ペットボトルキャップを再びペットボトルキャップに戻す「キャップtoキャップ」の実現に向けて、アサヒグループジャパン株式会社、双日プラネット株式会社と事業連携協定を締結しています。
今回、ペットボトルキャップのリサイクルについて学べる「かんきょう紙芝居」や射出成型機を使ったペットボトルキャップのアップサイクル体験などのワークショップを行い、SDGsやアップサイクルなどを知ってもらいながら現在進めている「キャップtoキャップ」の取り組みを紹介しました。

協力:アサヒグループジャパン株式会社双日プラネット株式会社

協力:アサヒグループジャパン株式会社
双日プラネット株式会社

ペットボトルキャップをアップサイクルしてみよう!
ペットボトルキャップをアップサイクルしてみよう!

「かんきょう紙芝居」では「プラスチックとは?」「リサイクルの大切さ」「キャップtoキャップのコンセプト」
「神戸での取組」「キャップ回収への啓蒙」などを分かりやすく説明し、子供たちが真剣に話を聞いていました。

ペットボトルキャップをアップサイクルしてみよう!
ペットボトルキャップをアップサイクルしてみよう!

ペットボトルキャップをアップサイクルしてみよう!
ペットボトルキャップをアップサイクルしてみよう!

アップサイクルとは、不要となった物を、元の素材の特徴を生かしてより良いものに作りかえることで付加価値を高めようとする取り組みのことです。
今回は、ペットボトルキャップを砕いたものを射出成型機の中に投入し、新たに定規やカラビナを作るアップサイクル体験をしてもらいました!
生まれ変わった様々な色のカラビナは子供達にプレゼントされました!

ペットボトルキャップをアップサイクルしてみよう!

参加者の声

● 親子で参加したお子様
普段の飲んでいるジュースのキャップが回収されリサイクルされた後に、こんな風に定規やカラビナに生まれ変わることにびっくりしました。

● 小学生のお母さん
とても勉強になりました。かんきょう紙芝居を聞いてペットボトルのキャップの回収率が思っていたより低くてびっくりしました。普段の生活を振り返ってみてもペットボトルのキャップは見落としがちになっている部分もあるのかなとも思いました。
子供にも限られた資源を世代を通して残していく環境を作るのは自分たちのなんだよという意識は持ってほしいと思います。

担当者の声

● アサヒグループジャパン株式会社 牧野さん
神戸市、双日グループ、アサヒグループが共同で行ったキャップtoキャップのワークショップは、まずは啓発から始める趣旨で行われました。ペットボトルキャップの回収を進めるため、市民の皆様のご協力をお願いしています。
思いのほかSDGsに関しての知識を持っておられる方が多くてびっくりしました。学校教育の影響があるのか、リサイクルやリユースについての言葉や行動に慣れている子どもたちが多いように感じました。
神戸市は全国のなかでも環境啓発に先進的な取り組みをされているので、それを全国に浸透させて市民の意識も変えていけたらいいなと思いました。

● 双日プラネット株式会社 下村さん
SDGsなどの内容をクイズ形式で聞いた際にしっかりと答えが帰ってきて保護者からお子様まで環境意識というのが非常に高いと感じました。
こういった今回のような活動などを通してペットボトルのキャップをきちんと分けて回収すればリサイクルできるんだよということを広げていくことが大切で、我々も含めた生活者の中で意識して取り組んでいけたらなと思います。

プラスチックのリサイクルについて学ぼう!~みんなでつなげよう。つめかえパックリサイクル~

プラスチックのリサイクルについて学ぼう!

神戸市と連携企業が取り組む、“つめかえパックリサイクルプロジェクト”について知ってもらうワークショップを実施しました!
参加者は機械を使ったプラスチック素材の判別やリサイクル工程のサンプル展示などを通じて、つめかえパックリサイクルについて学びました。
ワークショップ参加者や使用済みつめかえパックを持ってきた方に景品をプレゼントし、皆さん楽しみながら環境への理解を深めました!

協力:神戸プラスチックネクストつめかえパックプロジェクトチーム株式会社リコー

協力:神戸プラスチックネクストつめかえパック
プロジェクトチーム

株式会社リコー

プラスチックのリサイクルについて学ぼう!
プラスチックのリサイクルについて学ぼう!

プラスチックのリサイクルについて学ぼう!
プラスチックのリサイクルについて学ぼう!

株式会社リコーの樹脂判別ハンディセンサーでプラスチックの判別を行っています。このセンサーはプラスチックに光を当てて返ってきた光で、どんな種類のプラスチックかを見分けることができます。
見た目で判別できないプラスチックもこのセンサーを使えば種類を特定でき、リサイクルしやすくなります!

プラスチックのリサイクルについて学ぼう!
プラスチックのリサイクルについて学ぼう!

プラスチックのリサイクルについて学ぼう!
プラスチックのリサイクルについて学ぼう!

つめかえパックは、様々な特性を持つ多層構造のフィルムから成り、使用済みつめかえパックを再び同じつめかえパックにリサイクルする「水平リサイクル」は難しいとされてきました。神戸市では、意志を同じくする企業と連携し、使用済みつめかえパックの水平リサイクルに挑戦しています。

プラスチックのリサイクルについて学ぼう!
プラスチックのリサイクルについて学ぼう!

皆さん真剣にスタッフの話を聞いており、使用済みつめかえパックの回収に協力してくれる方もいらっしゃいました!
是非近くの回収ボックスを見つけて、つめかえパックを回収ボックスに入れてみてくださいね。

プラスチックのリサイクルについて学ぼう!
プラスチックのリサイクルについて学ぼう!

プラスチックのリサイクルについて学ぼう!
プラスチックのリサイクルについて学ぼう!

参加者の声

● 親子で参加した子供達
いろんなプラスチックの種類や捨てるしかないと思っていたものでも、リサイクルができるものが意外と多いことが知れてよかったです。今回のイベントでごみの分別の意識も高くなりました。

● 子供達のお父さん
日ごろから環境意識をしてはいるけれども、プラスチックが回収された後どうなるのかを知らなかったので勉強のために参加させて頂きました。
これから生きていく子供達には環境問題は切っても切り離せない問題となるので、その意識は私たち以上に持ってほしいなと思います。住まいは神戸市ではありませんが、近くにつめかえパックの回収ボックスのようなものがあれば利用してみたいと思いました。

● 親子で参加したお子様
プラスチックを回収してその後にどういう風にリサイクルされるのかとか、リサイクルされたものは袋やペレットになるのを初めて知りました。

● お子様のお母さん
社会科の新聞づくりで参加させて頂きました。子供達には環境を守るためにも何も考なく消費するのではなくてリサイクルできるものはリサイクルするようにしてほしいと思いました。

担当者の声

● 牛乳石鹼共進社株式会社 中村さん
神戸市民の方につめかえパックを知ってもらうことが目的ですが、皆さんあまり回収ボックスの存在をしらないとのこと。プラスチックの中でも色々な種類があることをご存じないため、まず認知頂くところから始めて、そしてこの水平リサイクルをこれから全国的に展開していけたらいいなと思いました。

● 株式会社光洋 総務部 高橋さん
リサイクルは『いいこと』みたいなイメージから私たちが生きていくうえで『必須なこと』に変わってきていると感じています。販売者側、消費者、メーカーが一致団結して取り組んでいきたいです。
小学生や中学生でも世の中のリサイクルについて知っていて保護者の方と一緒に興味深く真剣に話を聞いてくださり、直接接することができて非常に手ごたえを感じています。
今回の取り組みを神戸市だけでなく、少しずつ規模を大きくしていき最終的には全国で取り組めたらいいなと思います。

最後に

神戸市では、利用目的を明確に定めた上でリサイクルに適したプラスチック品目を品目別に集めることで、より効率的かつ高品質なリサイクルを進める「まわり続けるリサイクル」の取り組みを進めています。質の高いリサイクルである「まわり続けるリサイクル」を進めるためには、新たな技術開発が必要であり、現在、日本を代表するメーカー、小売り、リサイクラーと連携協力して取り組んでいます。
これからも、イベントなどを通じて「まわり続けるリサイクル」の取り組みを紹介していきます。見かけたら是非ご参加ください!

KOBE PLASTIC NEXT

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