まわり続けるリサイクル

家庭から収集した使用済みペットボトルを新しいペットボトルに再生する「ボトルtoボトルリサイクル」が、令和4年度からスタート!

2022.02

使用済みペットボトルを新しいペットボトルに繰り返しリサイクル。

日本の使用済みペットボトル回収率は96%、リサイクル率は88%(2020年度)と言われ、単一素材でリサイクルしやすいペットボトルは「リサイクルの優等生」とも言われています。
しかし、再びペットボトルにリサイクル(ボトルtoボトルリサイクル)されるのは、そのうちの1割程度にとどまり、ほとんどが衣料品等ペットボトル以外の製品にリサイクルされているのが現状で、その多くは一度再利用された後に廃棄されていました。

プラスチック資源を有効利用するには、繰り返し再利用が可能な「ボトルtoボトルリサイクル」を推進することが重要で、近年、ペットボトルの持続可能な利用に向け、飲料メーカーや小売事業者を中心に、使用済みペットボトルを新しいペットボトルに再生するボトルto ボトルリサイクルの機運が高まっています。

神戸市の家庭から排出されるペットボトルは、缶・びんとともに収集し、「容器包装リサイクル法」に基づいて「日本容器包装リサイクル協会」に引き渡してリサイクルされていますが、何にリサイクルするかを神戸市は選べず、繊維などペットボトル以外の製品に再生されているのが現状です。

このような状況を踏まえ、限りある資源を有効活用し、プラスチックを同じ用途に再生して使い続ける「まわり続けるリサイクル」の推進のため、公募型プロポーザル方式で事業者2者を選定しました。

参考)ペットボトルリサイクル〈ボトルtoボトル〉事業(資源リサイクルセンターペットボトルベール品売却)事業者の公募(外部リンク)
参考)神戸市ペットボトルリサイクル〈ボトルtoボトル〉事業優先交渉権者の決定(外部リンク)

●事業優先交渉権者とリサイクルの手法

 

事業優先交渉権者とリサイクルの手法

 

代表法人:遠東石塚グリーンペット株式会社
構成法人:株式会社伊藤園

メカニカルリサイクル(破砕、洗浄して異物を取り除いた後、高温下で処理して再生)で、再生ペットボトル樹脂を生産し、その樹脂を使って飲料メーカーの伊藤園がペットボトル製品を製造します。
令和5年度からは、姫路のリサイクル工場で再生ペットボトル樹脂を生産し、同じく姫路の工場でペットボトル製品を製造する予定で、兵庫県内でペットボトルの循環が図られることになります。

メカニカルリサイクルとは(外部リンク)

 

代表法人:ペットリファインテクノロジー株式会社
構成法人:アサヒ飲料株式会社、株式会社トーシン、双日株式会社

ケミカルリサイクル(破砕、洗浄した異物を取り除いた後、化学分解で処理して再生)で、再生ペットボトル樹脂を生産し、その樹脂を使って飲料メーカーのアサヒ飲料等がペットボトル製品を製造します。
アサヒ飲料は市内の六甲工場(西区)でペットボトル製品を製造する予定で、神戸市内でペットボトルの循環が図られることになります。

ケミカルリサイクルとは(外部リンク)

 

選定された2者は、高度な技術で使用済みペットボトルから不純物を除去し、厚生労働省「食品用器具及び容器包装における再生プラスチック材料の使用に関する指針(ガイドライン)」に基づき安全性の判断基準を満たした上で、適切な製造品質管理を行ってボトルtoボトルリサイクルを実施します。
令和4年度は年間5,000トンの使用済みペットボトルの内、2,500トンを上記2者でボトルtoボトルリサイクルを実施する予定です。(令和5年度以降は、さらに量を増やすこと等も検討中)

神戸市では、ボトルtoボトルリサイクルを推進するとともに、持続可能な循環型社会形成に向け、限りある資源を有効活用し、プラスチックを同じ用途に再生し使い続けることができる「まわり続けるリサイクル」のさらなる推進を図っていきます。

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